メキシカンリングの歴史

 

1910年代から始まったメキシコ革命によって通貨である、

ペソの価値が大暴落してしまいました。

そこで仕事を失った職人達が価値のなくなったペソを溶かして

作り始めたのがメキシカンリングです。

真鍮やニッケルという金属の素材から出来上がった、

メキシカンリングの荒々しいデザインは、男心をくすぐる物ばかりです。

スーベニア（お土産）リングとして安価で売られていたメキシカンリング。

 

1940年代のカタログ

 

メキシカンリング a.k.a. ケンカリング。

1940年頃から、アメリカの若者やバイカーを中心に大人気だったのも

分かります。

 

ちなみにエルビス・プレスリーもコレクターとして有名だったようです。

 

Palm Tree Ring

 

今回ご紹介するのはメキシカンリング風、リングです。

前述のメキシカンリングから影響されて制作したリングになります。

 

Palm Tree Ring(SILVER)

シルバーのリングに真鍮のプレートを埋め込んであります。

 

Palm Tree Ring(BRASS)

真鍮のリングにシルバーのプレートを埋め込んであります。

 

小ぶりなメキシカンリングといったイメージで制作しました。

モチーフも、ヤシの木を乗せた四角いプレートを別パーツで制作してリングに埋め込み、

リングの両サイドにはそれぞれ、波と太陽のデザインを入れる事で、

まさにCrafted for Beach life lover な逸品です。

ピースフルなメキシカンリングの完成です。

 

昨日の海の様子。

昨日は、朝から風びゅーびゅー吹いてました。

昼間は、腹から胸くらいのチョッピーコンディション。

選べば乗れる波はありました。

こういう時って空いてるし、意外と乗れる波あるので

好きなんですよね。

 

Palm Tree Ring のご紹介でした。